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ABOUT SPEED SKATING

SPEED SKATING

スピードスケート競技について

 

小島良太

Clap Skates

スラップスケート

Racing Suit

レーシングスーツ

​Equipment​​:スピードスケート用具

Top Speed

​最高時速

60km/h

Olympic Medals​ in History

歴代オリンピックメダル獲得数

​5
GOLD
10
​SILVER
11
BRONZE

意外と知られていない?
​ スピードスケート豆知識

〝スピードスケートはカーブで加速する〟

スピードスケートがモーターレースなどと大きく異なる点として、カーブで加速する特性があります。カーブの出口付近から次の直線で最高速度に到達します。それがあらゆるレーシングスポーツと一線を画した迫力となって現れてきます。

〝スケートの減速要因はほぼ空気〟

氷上でスケーターを減速・静止させる最も大きな要素は空気抵抗です。抵抗を小さくする為スケーターは低い姿勢で滑走します。加速はもちろん、減速しないことが重要なのです。スケーターは低い姿勢を維持しなければならない一方で、徐々に脚は疲労していきます。瞬時に加速させる瞬発力に加え、低い姿勢を維持出来る筋持久力を兼ね備える必要があります。

〝脚一本に100kg以上〟

スケーターは基本的にレース中はほとんどの時間を片足で過ごすことになります。高速カーブでは遠心力によって体重の2倍以上の負荷がかかります。それを片脚で支え、厚さ1mmのブレードのみでバランスを取りながら低い姿勢を維持して加速する必要があります。単純に見えるカーブワークですが、実はスケーターは沢山の複雑な作業を同時に行なっています

〝長距離種目こそが真の意味での「氷上のF-1」〟

長距離は「積算」の勝負です。例えば1周0.1秒のわずかな差は12周滑走する5000mにおいては1.2秒の差となって現れます。1.2秒は距離に直すと約20m。たった0.1秒の差で結果は大きく変わります。精度高く毎周のタイムを刻む様はF-1さながらです。

〝長距離種目の楽しみ方は「予想」と「比較」〟

長くて退屈そうでありながら、実は最も面白いのが長距離種目です。長距離種目にはスピードスケートの醍醐味が詰まっています。その楽しみ方はズバリ「予想」と「比較」。

毎周のラップタイムを見て、最終フィニッシュタイムを予想する。各周の通過タイムを前の組との比較をしながら勝敗の行方を占う。その長くて短い時の中でドラマが生まれます。ラップタイムが上がったり下がったり、相手と抜きつ抜かれつの勝負。前の組の通過タイムを上回ったり下回ったり。それが長距離種目の楽しみ方です。

​競技ルール
スピードスケート ルール

レース方式

スピードスケート競技はダブルトラック方式で行われ、 2人ずつ同時に滑走し、 1周ごとにバックストレートでアウトコース、 インコースを交代します。 アウトコースとインコースの選手が 入れ替わるバックストレートエリアを クロッシングゾーンと呼びます。 インコースのカーブとアウトコースのカーブを 1回ずつ滑る1周の長さは400m となっています。競技種目ごとにスタートラインとフィニッシュラインが異なるのも特徴です。

競技種目

 男子は短距離種目が500mと1000m、 中距離種目は1500m、 そして長距離種目に5000m、10000mです。女子は短距離種目が500m、1000m、 中距離種目に1500m、そして長距離種目が 3000m と5000m です。​それぞれの周回は表の通りです。

スピードスケート ルール
スピードスケート ルール

​スタート

スタートはスターターの号砲でスタート。 号砲よりも早くスタートしてしまうことを フライングと言い、 2回目にフライングした選手は失格となります。1度目は同走者がフライングを犯したとしても、 2回目のスタートでフライングを犯せば、 その選手が失格となります。

クロッシングゾーン

クロッシングゾーンで選手が同じタイミングで並んだ場合、 アウトコースからインコースにレーン変更する選手が優先権があります。 インコースから入ってきた選手が、 アウトコースから入ってきた選手を優先しなかった場合、 選手走路妨害として失格となります。

スピードスケート ルール

ちょっとマニアック!

だけど知れば2倍楽しめる

SEIKO SPORTSLINKを使えば楽しめる

スピードスケート 記録

大会記録サイトセイコースポーツリンクではライブタイムでレース結果が確認できます。ラップタイムや通過タイムなど詳細を確認できるだけでなく、各選手のベストタイムや、歴代のタイムランキングなど知ることができます。

今シーズンはここが大事!

今シーズンの代表になる為は「標準記録B」を突破しなければなりません。

この「標準記録B」は過去2年間世界選手権の結果から算出想定した世界で十分に戦えるタイムに設定されています。まずこの記録を切ることが代表になる条件です。ちなみにSS標準は世界選手権優勝に匹敵し、S標準は表彰台を狙えるタイムです。Aは入賞クラスです。今大会は標準記録Bに注目してご覧ください。

派遣標準記録表.png

これがわかればスピードスケートファン上級者!?

上記の標準タイムを狙う上で大事なのはラップタイムです。

レースを観戦する上で、参考になるのが下記ラップタイム早見表です。左の列が1周(400m)ごとのラップタイムで、右側がそのラップタイムで周回した場合のフィニッシュタイムです。​例えば、男子1500m競技のB標準記録1分48秒84を狙う為には毎周の平均ラップタイムを29秒より速いタイムで滑らなければなりません。ラップタイム早見表は下のリンクからダウンロードいただけます。(早見表はあくまで目安です。)

ラップタイム早見表.png

ラップタイム早見表のダウンロードはこちら

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